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子供を蝕む生活習慣病
病気のなかで、糖尿病、心筋梗塞、高血圧、高脂血症というものは、大人がかかる病気であると考えられてきました。 しかし現代ではこれらの病気にかかる子供が増えていて、「小児生活習慣病」あるいは「小児成人病」などと呼ばれています。 子供がこういう病気にかかる原因は、外食などによる高カロリー食・高脂肪食のとりすぎや、運動不足などが指摘されています また、近年は胃潰瘍などの病気にかかる子供も増えていて、これは受験勉強による過度のストレスが原因であるといわれています。 子供の胃潰瘍は程度は深くないものの急速に広がりやすいという特徴があります。 塾通いなど、ハードなスケジュールを送っている子供が、突然腹痛を訴えた場合などは要注意です。
女性特有の“心の病気”
病気の中で、「女性の病気」というと、子宮や卵巣、乳房に関する病を連想するかもしれません。しかし、女性特有の“心の病気”も存在します。 女性の“心の病気”又は“症状として精神的不安定が現われるもの”として、更年期障害、摂食障害、PMSがあります 更年期障害とは更年期の特に女性に起こる、多種多様の健康上の障害のことですが、発汗、頭痛などの肉体的な症状のほかに、イライラする、興奮しやすくなる、神経質になる、くよくよする、ゆううつになるとう心の症状も現われます。 PMS(月経前症候群)とは、月経前に精神的な乱れが生じ、怒りっぽくなったり、理由もなく悲しくなったりします。 摂食障害とは、心身共に不安定な思春期の女性がかかりやすい心の病気で、過食症と拒食症がおもな症状です.
ペットと病気
病気になったとき人は言葉によって身体の病状を伝えることができますが、 言葉をしゃべれないペットは、体調が悪くても飼い主に伝えることができません。 ですから、病気の早期発見のためには飼い主がペットの健康に気を配ってあげることが必要です。 まず注意するのは体の変化で、鼻が乾く、毛のツヤがなくなる、急にやせる、悪臭がするというような変化が出たら要注意です。 またペットがいつもと違う行動を取ったときも、何らかの病気にかかっている可能性があります。 たとえば、食欲がなくなる、動きたがらない(散歩をいやがる等)、睡眠時間が異常に長くなるなどです。このような症状に気づいたらすみやかに獣医に相談するようにしてください。 なお、飼い主が気づくことには限界があるので、ペットの病気予防のために定期的に獣医に診てもらうことも大切です。
目の病気――緑内障
病気の中には、「明確な自覚症状はないが、放置しておくと大変なことになる」というものがありますが、目の病気の中でそれに該当するものに緑内障があります。 これは40歳以上で「100人に1人」という高頻度で見られる目の病気で、目の眼圧が上がることで視神経が冒されて視力が落ち、最悪の場合失明に至るという恐ろしい病気です。 緑内障には急激に起こるタイプとゆっくり進行していくタイプとがあり、多く見られるのは慢性型の方です。 慢性型の緑内障は、目立った自覚症状がなく、気づかずにいることが多く、その間にも視神経は少しずつ冒され、視力は低下していきます。 唯一の自覚症状は眼精疲労に似た症状で、「目が疲れやすくなった」「最近ものが見えにくくなった」と感じたら、念のため眼科で診察を受けましょう。
胃腸の病気
病気の中でも、胃腸の病気は、日本人が最もかかりやすい病気かもしれません。日本人の死因の第一位はガンですが、日本人に最も多いのが「胃ガン」です。 また近年、大腸ガンも増加傾向にあり、これは食生活の西欧化で食事から摂取する食物繊維が少なくなったことが、原因の一つと考えられています。 胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった病気も、現代の日本人にとって最もポピュラーな病気の一つです。 これらの病気は、ストレスや喫煙、飲酒などが原因であるといわれてきましたが、最近「ヘリコバクター・ピロリ菌」という特殊な細菌も、これらの胃腸病の有力な原因 の一つであることが明らかになってきました。 ピロリ菌は胃の末端で十二指腸につながる部分付近に生息している細菌で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のほか、胃炎や胃ガンといった病気にも関係していると考えられています。
脳ドックで脳の病気予防を
病気の早期発見のために人間ドックを利用する人が増えていますが、全身を検査する人間ドックに対して、脳だけに焦点をあてて、その健康状態を調べる「脳ドック」を利用する人が増えています。 脳ドックで行なわれるおもな検査は、脳断層撮影と脳血管撮影です。 これで、脳腫瘍、脳梗塞(血管の詰まる病気)や脳動脈瘤(血管にできるコブで、これが破裂するとくも膜下出血になる)、さらに脳血管の動脈硬化など、発見が遅れると生命に関わる病気や病気の兆候を早期にとらえることができます。 脳ドックは、人間ドックに比べると検査にかかる費用が安くまた検査時間も短いのが特徴です。 人間ドックは検査終了まで数時間から数日かかりますが、脳ドックの検査は20分ほどで終了します。
うつ病について
うつ病で重要なことは、まず自分がうつ病であることを認めることです。そしてうつ病という病気の正しい認識も必要です。決して恥ずかしい病気でも治らない病気でもなく、適切な治療を早期に受ければ半年から1年ほどで回復するものです。 うつ病の治療のきほんは、薬物療法と十分な休息をとることです。 うつ病の患者は、何かの原因でセロトニンとノルアドレナリンという神経伝達物質が減少しています。この物質によって、食欲、気分や意欲、記憶というものが神経に伝達され、それによってわたしたちの気持ちが活性化されるわけです。 うつ病の薬物療法は、セロトニンとノルアドレナリンの量の正常化を促すために使用されます。現在では副作用が少ないSSRI・SNRIというタイプの抗うつ薬が用いられています。 よくうつ病と間違われやすい病気に慢性疲労症候群があります。しかし慢性疲労症候群は、6ヶ月以上続くひどい疲労があり、喉の腫や渇き、リンパ節の腫大と痛み、免疫学的な異常がみられるなど、うつ病とは異なる症状があります。
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パニック障害
パニック障害とは、現実にはパニックを起こす危機的な状況ではないのに、脳がまぼろしの危機を感知してパニック症状を起こしてしまう病気のことです。パニック障害は、パニック発作とかパニック症候群とも呼ばれています。 パニック障害の症状は心臓発作と似ているところがあり、胸が痛くなる、息苦しくなるといった症状が突然発生して汗が出たり体が震えたりします。しかし心電図に異常がみられることはありません。 パニックを起こすべく状況でパニックを起こすことは、別に異常なことではありません。そういった時に心臓がドキドキしたり、息苦しくなるのは、人間にそなわる正常な反応なのです。 パニック障害の特徴は、その正常な反応が、通常のパニックの時以外に起こるということであって、生じた「反応」そのものには、異常や危険はないということを理解する必要があります。